メンタル不調者に対する労務管理上の留意点とは
メンタルヘルスをめぐる法律と実務の基本
~採用、休職、復職、退職・解雇等、各場面における実務対応~
会場案内
オンラインセミナー
本講座は、それぞれインターネットに繋がる場所(職場・ご自宅等)から
パソコン等の端末よりご参加いただくオンライン講座です。
概要(狙い)
精神疾患の労災補償の請求件数は年々増加しており、支給決定件数もここ数年高い状況で推移しています。 こうした中、2019年4月より「働き方改革関連法」が順次施行され、メンタルヘルスに影響を及ぼす過重労働などの対策として、「労働安全衛生法」も強化されています。 本セミナーでは、こうした最新の法制動向や課題を踏まえて、メンタルヘルスに係る法律の基本と労務管理上の重要ポイントを網羅的にわかりやすく解説します。 人事や総務部門の新任者や、メンタルヘルスのラインケアを担う管理者の立場の方に、とくにご参加をおすすめします。
対象者
人事、総務・法務、監査部門、および各部門の管理職
講師
HRプラス社会保険労務士法人
代表社員 特定社会保険労務士
佐藤 広一 氏
略歴:「HRに安心、情報、ソリューションをプラスする」をコンセプトに、人事パーソンにコミットした人事労務相談、IPO・M&A支援、海外労務などの人事労務コンサルティングを展開している。特にIPO、M&Aシーンでの人事労務デューデリジェンス・PMIの実績が豊富であり、また、上場企業の取締役(監査等委員)、監査役を複数現任するなど、ボードメンバーの立場からも人事労務コンプライアンスに携わっている。
著書:『泣きたくないなら労働法』光文社、『図解でハッキリわかる労働時間・休日・休暇の実務』日本実業出版社、『M&Aと統合プロセス 人事労務ガイドブック』労働新聞社、『管理職になるときこれだけは知っておきたい労務管理』アニモ出版など30冊あり、マスコミ・メディア取材、ドラマ監修、新聞・雑誌への寄稿も積極的に行う傍ら、SMBCコンサルティングのほか、労務行政、日本能率協会などで多数の講演を行っている。
到達目標
◎メンタルヘルスに係る法律や制度の基本と最新動向、留意点を網羅的に習得できる ◎メンタル不調者へ対応する上で必要な各場面における労務管理の重要ポイントを理解できる
プログラム
1.メンタル不調者の現状 [18分] 1)メンタル不調者の現状 2)労災申請・認定の状況 3)メンタルヘルスの用語の整理 2.メンタルヘルスと採用の可否 [16分] 1)メンタル不調者の病歴調査の是非 2)メンタル不調者の病歴詐称への対応 3)試用期間中における休職規定適用の要否 3.メンタル不調者への休職命令 [22分] 4.休職中の者に対する留意点 [4分] 1)休職者の賃金の取り扱い 2)休職者の病状報告義務 3)治療専念義務と健康回復義務 5.休職者の職場復帰に関する対応 [12分] 1)復職に向けたフロー 2)治癒と立証責任 3)治癒の定義と判断基準 4)試し出勤制度の必要性と賃金の支払い 6.復職後の留意点 [15分] 1)復職可否の判断 7.メンタル不調者と労災認定 [19分] 1)業務災害の認定基準 2)過労自殺と業務災害 3)パワハラと業務災害 8.メンタルヘルスと使用者の安全配慮義務 [20分] 1)安全配慮義務 2)ストレスチェック制度 3)医師による面接指導 4)健康情報の取り扱い
受講料
オンラインセミナー
一律
税込 25,300円